世界の古典へのリンク



 もし君が英語が少しでも読めるのならインターネットはまさに世界の古典の宝庫だ。ギリシャローマの古典から中世の名作「デカメロン」や「ドンキホーテ」、さらにはシェークスピアの全作品、果ては現代の古典ともいうべき「チャタレー夫人の恋人」にいたるまで、あらゆる作品が英語で、しかも無料で読めるのだ。そしてそれらの作品につながる入り口とも言えるのが、グーテンベルクのページだ。私が見つけたのは二つあって、

セイラーの
グーテンベルク・プロジェクト
グーテンベルク・プロジェクトがある。

 検索が上手くいかないときは最初のページにあるFTPというのを開いていき、好きなFTPサイトから直接ダウンロードする手がある。

 まず適当なFTPをクリックして開かれる最初のindexのページでGUTINDEX.ALLを開いて、著者名か作品名で文字検索して、その作品の右端にある番号をメモする。その番号に従って、そのページの上の方の1から9のフォルダを順に開いていくとそのテキストが見つかる。

例えば番号が11 なら /1/11/11.txtに1100 なら /1/1/0/1100/1100.txtにある。

しかし、ファイルが新しいために、そこに該当するフォルダがまだ無い時は、発行日時の年度によってetext年度番号のフォルダにある。

例えば Jan 1991 Alice in Wonderland, Lewis Carroll [Carroll #1][alicexxx.xxx] 11
の場合、#11だがまだ11のフォルダがなく、etext91のなかのaliceで始まるファイルとなる。ちとややこしい。GUTINDEX.ALLは別のウィンドに開いておく必要があるようだ。

最近はtxt版のほかにさし絵付のhtml版も出ている。この場合はダウンロードせずにブックマークだけしておくという手もある。

 また、ドイツ語が得意な人のためには、ドイツ語のグーテンベルクのサイトがある。

(日本にもグーテンベルク21というサイトがあるが、有料であって、グーテンベルクとは名ばかりのサイトだ。むしろ本来のグーテンベルク計画の趣旨に反しているといえる。無料になるのを待つのが賢明だろう。それにしても、なぜ日本人は何でも金にしようとするのかと、恥ずかしくなるサイトである)

 特にギリシャローマの古典、日本でいう西洋古典を専門に扱っているサイトとしては TheInternet Classics ArchiveThe Perseus Digital Libraryというのがある。

 また、西洋古典のリンク集としてはInternet Resources For Classicsが便利だ。

 ラテン語の古典のテキストの主なものはまず TheClassics Homepage at George Mason Universityで手に入れることが出来る。Loebのテキストが間違いだらけのときに役立つと思う。また、このサイトには様々な西洋古典のホームページへのリンクもある。
 
 


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